2006年10月3日火曜日

停まっている京王線の中で

月曜日1限の講義のためには、5時に起床しまだ暗い6時過ぎには家を出ているので、火曜日はその反動で6時半くらいまで寝坊をしてしまい、少し家を出るのが遅くなります。そうして調布駅まで出てきたら、京王線が停まっています。そのまま混んだ列車で経っているのは時間の無駄なので、すいている各駅停車に座ってノートPCを出しました。バッテリーの持ちの良いノートPCにPHSのカード(b-moile)をつけておけば、回線速度は遅くても一応いたるところofficeになりますので、「裁量労働制」の長所をフルに生かさせてもらい、とりあえず仕事や勉強を電車の中で始めることができます。でも、人と会う約束などがあれば、どうにも代替手段は無いので、やはり列車ダイヤの乱れは、通勤者にとっては深刻な問題だと思います。

研究室の重点テーマとして、修士課程の大山君、原君に担当してもらっている、運転整理の計算機支援の研究についていつも議論をしているので、このような通勤途上の列車運行の乱れも、技術的関心を持って観察させてもらうのですが、京王線のようにもともと多種の列車群が、複線で一杯に詰まっている運行の中で、都心側末端の新宿駅での折り返しが本質的制約になっているような場合には、すべての列車を一様に遅く走らせたまった乗客を少しずつ拾い上げていくということしかないのかなぁとも思います。(京王線の場合、それでも優等列車をとにかく優先的に新宿まで持っていこうという強いポリシーは感じられますが。)

もし自分自身がとても急ぐとすれば、乗客ができる最低限の努力として、明大前から井の頭線へ逃げるということくらいでしょうが、一乗客として取ることのできる行動の選択肢はほとんど無いと思います。優等列車に乗っても、すべての筋が「ねている」以上、時間的な差はあまり無いと思うので、本日はこのまま、各駅停車の座席に座って、できる作業を粛々と進めていこうと思います。ブログは、細かなタグの文法などを調べることなく、とりあえず思ったことをテキストエディタで書いておけば情報発信できるので、このような中途半端な作業環境の中では確かに利点の大きい道具だと思います。

できれば本日中に制御CAD演習指導書の一部をアップロードできれば良いと思っています。

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