Friday, 3 April 2009

電気電子工学科 学部3年生「電気機器学基礎」 (2009/07/12修正)

電気機器学基礎の講義は、月曜日の10:15-11:45@245号教室で行います。本年度は4/6開講です。

昨年度までの経験をフィードバックし、わかりやすい講義ができますよう努めますので、奮ってご参加ください。従来の講義アンケートなどで見られたご要望により、出席調査がわりの簡単なレポート課題を出題します。毎週このブログを良く見てください。

----本学期の講義予定----
回数 日 曜日 テーマ 内容

1) 2009/04/06 月 はじめに
電気-機械エネルギー変換、電気機器の種類と歴史、エレクトロニクスとパワー、電気機械エネルギー変換技術の社会的役割とその重要性、電気機器学の学問としての位置づけ、電気機械の種類、

---第1回目のレポート課題(4/20提出)---
電気エネルギー機械変換がわれわれの生活やビジネスの世界で果たしている役割を述べよ。他の動力発生方法と比較して、電気機械による動力発生の優れている点、劣っている点は何かを考えそのことと関係付けて論じてみよ。(A4レポート用紙半ページ程度で短く回答してください。レポートの最初に、学生証番号、氏名と提出日を明記してください。)
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2) 2009/04/13 月 入学式のため休講

3) 2009/04/20 月 交流における 電気機械エネルギー変換入門 
(回転系を中心とした)古典力学と電磁気の復習、思考の手抜きの技術としての電気回路、フェーザ表示

三相巻線に三相対称交流電流を流すと進行波ができることの確認 ここをクリック

------第2回目の演習問題------
所属学科/学生証番号/氏名 
[1] 電気<-->機械エネルギー変換、電気機械の動きに関わる物理を、講義で説明した基礎方程式を例示して簡潔にまとめて示してみよう。そして、方法論として電気回路理論の上で理論を展開している「電気機器学」が、これらの基礎的物理理論と比較し、現象を手っ取り早く理解するための「うまい手抜き」になっていることを、簡単な例を挙げて説明せよ。

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第二回目のレポートに関するコメント
 報告書としての基本ができておらず、表題もなくいきなり解答だけを書いている試験答案のような物が散見されましたので、ご注意ください。
 また、「出席していれば書けるような簡単内容にしてくれ」という要求がありましたが、過去2回の出題は、いずれも講義ノートをきちんととっていれば、その内容を自分の言葉で説明しなおすだけで書くことができる内容ですので、この要請は意味をなしていないように思います。


4) 2009/04/27 月 誘導電動機I
多相交流、三相巻線と進行磁界、回転磁界の数学的表現方法、
力とトルク、その物理的意味、誘導機の原理と特長、誘導機の構成、変圧器と誘導電動機

------第3回目の演習問題------
(必ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。過去の2回のレポートでは、この報告書としての基本ができておらず、いきなり解答だけを書いた試験答案のような物が散見されましたので、ご注意ください。)


所属学科/学生証番号/氏名 

[1] 三相交流巻線を用いて回転磁界(あるいは進行磁界)を発生させることができる原理について簡潔に説明せよ。(図式の説明でも、数式による説明でも良い。)

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5) 2009/05/07 木(月曜扱いの振替日 誘導電動機II
誘導電動機の原理と特性表現法(=T型、π型等価回路)、モデル同定のための測定法、

本日の講義後に、周波数s*f_sを前提に書かれていた二次側等価回路と、周波数f_sを前提に書かれていた一次側回路をつなぐ際に、なぜ後者の電圧を1/s倍してつなぐのかという、良い質問がでました。その部分はこの講義の範囲で、ややごまかしている感じのあるところで、直感的には二次側に見られる「逆起電力」の大きさは基本的に周波数に比例して大きく見える部分なので、そのような換算をして電流を共通にしてつなぐのが良いというやや曖昧な説明のしかたしか、今回の理論的枠組みの中ではできません。これについての厳密な説明は参考書を見ていただきたいのですが、たとえば藤田宏:電気機器(森北出版)p176には本日古関が説明したやり方とほぼ同じ流儀で、二次側等価回路のつなぎ方に関する説明がなされています。

------第4回目の演習問題------

(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 

[1] 誘導機の典型的なトルク--速度特性の概要を図示し、「すべり」について説明せよ。

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6) 2009/05/11 月  誘導電動機III
等価回路の導出と特性計算、誘導機の種類とエネルギーの流れ、


-----第5回目の演習問題------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 

誘導機の単相あたりの等価回路を図示し、この回路をテブナンの定理を用いて簡単に計算する手順を示し、その手法を用いてギャップを介して二次側に伝達される電力を計算せよ。また、この電力の物理的意味を講義ノートを参照して説明せよ。

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7) 2009/05/18 月 誘導機
誘導機の始動法と試験法、誘導機の制御、円線図を用いた特性の表現、空間高潮波とゲルゲス現象などの諸注意単相誘導機(小型誘導機)

------第6回目の演習問題
------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 

誘導機等価回路の式を用いて、一次周波数一定の電圧源で駆動される誘導機のトルク--すべり特性(あるいはトルク--速度特性)が、二次抵抗によりどのように変化するかを説明せよ。この性質を利用し、誘導機の始時には円滑な加速のためにどのような工夫がされるか、回転子側の構造の種類ごとに説明せよ。
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8) 2009/05/25 月 直流機
(前回積み残し:
空間高潮波とゲルゲス現象などの諸注意、単相誘導機(小型誘導機))
直流電動機と発電機、同期機の特殊形としての直流機


------第7回目の演習問題------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 
(1) 小電力用単相誘導モータにおいて、どのようにして回転磁界を得るかという点を中心に、その原理と方式を説明せよ。

(2) 直流電動機、直流発電機の電機子巻線の定常状態の回路方程式を示し、それに基づき直流機におけるエネルギーの流れを説明せよ。

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9) 2009/06/01 月 前回積み残し:直流機の結線の種類と特性の比較 

------第8回目の演習問題------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 

直流機の主な界磁巻線(field winding)、電機子巻線(armature winding)の結線方法と、各々の結線をした場合の発電機(generator)としての負荷特性、電動機(motor)としての負荷特性を比較し、グラフを用いて簡潔に説明せよ。

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10) 2009/06/08 月 直流機の特長とパワーエレクトロニクス・モーション制御の基礎
同期機I
三相巻線と同期発電機の原理

------第9回目の演習問題(6/15に提出)------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 
(1) 直流機と同期機の類似点と相違点を比較して述べよ。
(2) 1980年代まで、直流機が可変速駆動制御に広く用いられてきた理由を説明せよ。

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11) 2009/06/15月   同期機II
構造と分類, 同期機の機能, 電機子反作用

------第10回目の演習問題(6/22に提出)------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 
(1) 交流巻線の空間高調波低減方法について述べ、巻線係数の意味を説明せよ。
(2) 電機子反作用は誘導起電力と電機子電流の位相に依存する。力率が1の場合の電機子反作用をフェーザ図を用いて説明せよ。

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12) 2009/06/22 月 同期機 III
特性のモデリング


------第11回目の演習問題(6/29に提出)------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 
(1) (参考書の該当個所を参照し、)同期発電機の定常現象を示す等価回路と突極形同期発電機のフェーザ図を示し、直軸、横軸リアクタンスの意味を説明せよ。(ここまでは復習。)
(2) (1)の結果を見ながら、この機械の出力を示し、その第1項、第2項の意味を説明せよ。(ここは、避難訓練で説明しきれなかった部分の補習相当、各項の意味については、避難訓練直前に黒板で解説した通り、参考書を参照して復習せよ。)
(3) (2)における特殊な場合として、直軸リアクタンスと横軸リアクタンスの値が同じ場合の現象を説明せよ。

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13) 2009/06/29 月 同期機IV
測定法、
発電機の並行運転と電力系統
トルクの発生原理、同期電動機の種類とその特長、

07/06, 07/13 は1限の「制御工学第一」2限「電気機器学基礎」を続けて古関が担当します。

------第12回目の演習問題
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(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 
(1) 同期発電機の基本的な特性試験法を説明せよ。また、左記で述べた内容と関連し、定格電圧6kV, 容量5MVAの三相同期発電機において、界磁電流200Aに対する無負荷発生電圧が6kV、短絡電流が600Aであった。この発電機の短絡比、および同期 リアクタンスを計算せよ。
(2) 同期発電機の並行運転時に注意すべきことを説明せよ。
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14) 2009/07/06 月
同期電動機: V特性と同期調相機
パワーエレクトロニクス入門I: パワー素子、信号処理とパワーのエレクトロニクスの相違、DC/DC, AC/DC, AC/AC, DC/AC変換, 自己消弧能力を持たない素子と転流回路

------第13回目の演習問題(7/13に提出)------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

所属学科/学生証番号/氏名 
(1) 同期電動機のV特性とは何かを説明し、なぜそのような特性が得られるのか、フェーザを用いて説明せよ。
(2) パワーエレクトロクスにおける半導体素子の動作が、信号処理に用いる半導体素子と大きく異る点は何か?その理由も含め説明せよ。
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15 ) 2009/07/13 月  パワーエレクトロニクス入門II
講義で示した補足資料をここからご入手ください。(PWつきです!)
高調波問題と解析法, 自己消弧能力を持つ素子とPWM, ACモータのインバータによる可変速駆動, サーボモータ
+電気駆動制御と座標変換
制御 同期機の原理と直流機の関係
エネルギー流れの理解、過渡現象の理解、制御と電気機器の一般理論?
制御工学との関係:定常現象と過渡現象、産業応用の話題(電機駆動とモーション制御)、
機器設計に伴う諸問題==>電磁界数値解析

------第14回目の演習問題(7/23午後の期末テスト直前に提出)------
(必 ずしも問題文を書き写す必要はないですが、レポートには何について論じているのか、テーマを最初に書くことが必須です。)

[1] 推奨参考書7.3.1 他励順変換回路 (2) 単相ブリッジ回路 および(3) 三相ブリッジ回路の節などをよく読み、
(1)直流側に抵抗負荷がある場合に限定し、サイリスタ4つを用いた単相全波制御整流器の回路図、基本動作と、点呼角α(上記の参考書では制御遅れ角と記述されている)を変化させ直流出力電圧を変化させる原理を説明せよ。
(2)直流側の負荷が十分大きなインダクタンスを持ち、電流が平滑化されるときの直流側出力電圧をαの関数として示せ。
(3)同様にサイリスタ6つを用いた三相全波整流器の回路図と基本動作を説明せよ。

16) 2009/07/23 木 期末テスト (13:00-14:30) 自分で書いたA4の紙1枚持ち込み可能
(御注意!!:他科目との試験時間重複調整などの理由のため標準のコマから変更になりました.)


---本年度教科書指定---
「エレクトリックマシーン & パワーエレクトロニクス」
エレクトリックマシーン&パワーエレクトロニクス編集委員会 編/森北出版(定価 2800円)

---推薦参考書----
<入門書として初学者に読みやすいもの>

☆☆☆電気学会 多田隈他:「電気機器学基礎論」

藤田:「電気機器」 森北出版
(amazonでは5つ星がついています!)

<一般的なもの>
☆☆☆☆☆:(株)日立製作所総合教育センタ技術研修所編
「小形モータの技術」 オーム社
メーカのエンジニア養成を目的に書かれていますのでわかりやすく実用的です。電気自動車や有限要素法による特性計算の話題までカバーしますので、基礎的な知識を広く身につける意味でお薦めです!

電気学会 「電気機械工学」「電動機制御工学」

仁田他: 「大学課程 電気機器(1)」 オーム社
(これは昨年まで準教科書として用いていた書籍です。現在、名誉教授の仁田丹三先生が、数理工学社から出版予定の教科書を執筆準備されています。)


<専門性の高いもの>
本ブログでも詳しく紹介した電磁気と制御の応用を統一的に解説した優れた参考書
(必ずしも電気機器学の伝統的な構成にそって記述されているものではありません。)
☆☆☆:坂本哲三 著 「電気機器の電気力学と制御」 森北出版

英語で基礎的なことが良く書かれている本(これは古関が大学院生の時に輪講のために購入したものですが、現在では入手が困難になっているようです。)
☆☆☆☆:
Fitzgerald/Kingsley/Umans: "Electric Machinery" International Student Edition, MacGrawHill

Control and System Theory: Lecture for graduate students at EE-course / 大学院講義 制御システム論について Revised on 2009/07/04!: On semester final report

Siginificant annoucement on your semester final report

Control & System Theory Report Problems
(Hori, Koseki, Hashimoto, Kubota, Sakai and Oh)

Deadline: 2009.8.15

Send your report and the original papers you read in (1) by email as PDF format,
WITH: "Subject: CS Report by YOURNAME"

TO: y.hori AT ieee.org
takafumikoseki AT ieee.org
hashimoto.tatsuaki AT jaxa.jp
kubota AT isas.jaxa.jp
sakai AT isas.jaxa.jp
sehoon AT horilab.iis.u-tokyo.ac.jp simultaneously.

ABOUT:
(1) Read more than 2 original papers on control theory whichwere published in recent 3 years, summarize them, and give your own comment on their relation and significance.
(2) Make a problem on control theory and give its solution. The problem should be as mathematical as possible.
(3) Choose one professor and give your impression on his lecture and suggestion for future improvement. More general impressions and suggestions will be also welcome.

●解答は日本語でも結構です。


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金曜日の3限に245号教室にて行われる上記の大学院講義は、堀洋一教授が主として取りまとめをしていますが、宇宙研の橋本教授・久保田教授・坂井准教授とともに古関も3回分を担当しますので、その概要を以下にご紹介します。講義は英語で行います。

堀先生大学院講義「制御システム論」: 
Control and System Theory

Summer Semester Friday 14:45-16:25 Room 245
夏学期 金曜4限 14:45-16:25 245号教室

10th Aprtil Hori State space representation I
17th April Hori State state representation II
24th April No lecture
1st May No lecture
8th May Koseki State feedback

After the lecture, a student told Koseki the overlapped contents with Prof. Hori's lecture. I am sorry for my bad organization!
15th May Koseki Linear state estimation and optimal regulator of a linear system

22nd May Hori Disturbance observer and robust servo-control
29th May No leture
5th June Kubota Robotic Control in Space
12th June Hashimoto Control system dynamics in space application
19th June Sakai Estimation in spacecraft control application
26th June Oh Human friendly motion control for power assist
3rd July Hori Applied robust control for electric vehicles
10th July Koseki Application of state estimation using an observer to MAGLEV control

The lecture is complete. Thank you for your attention!

総合科目 人間・環境一般 「足からロケットまで---走る/飛ぶ/探る科学入門 」の講義スケジュールと最終レポートについて(2009/07/28改訂)

平成21年度夏学期:
11718 足からロケットまで----走る/飛ぶ/探る科学入門

重要: 期末のレポート提出について (2009/07/28改訂)
[1] 締め切り(変更しました) 

1年生: 2009/08/02 (Sun) 21:00 JST
2009/07/28意向提出分についてのファイル整理上の重要なお願い(2009/07/28 追加)
(1) レポート提出のメールのサブジェクトは:
  「##足ロケレポート g9******(あなたの学生証番号) 」としてください。
(2) レポートの添付ファイル名: g9******.pdf
(3) レポートの表紙に、あなたのメールアドレスを明記してください。(採点担当教員からのフィードバックのメッセージをすぐにお返しできるようにするためです!)

2年生: 2009/07/26 (Sun) 21:00 JST(高専編入生を含むすべての2年生がこちらになります!他の期末テストとの関係でレポート執筆の時間を確保しにくいことと思いますがよろしくお願いします。)==> 締め切りました!


[2] 提出先 pdfのe-mailの添付ファイルとして takafumikoseki AT gmail.com あてに 
(古関から受け取り確認のメールを返しますので、その確認の連絡が2-3日以内に来ない場合には古関まで確認のご連絡をお願いします。)


基本的に理科一類の方を想定した組み立てにはなっていますが、文系の皆さんも含め動く物に興味のある学生さんであれば文系を含むすべての科類の皆様の積極的参加を歓迎します。


取りまとめ: 工学系研究科電気系工学専攻 工学部電気電子工学科 准教授  古関隆章
(URL http://www.koseki.t.u-tokyo.ac.jp,
e-mail: takafumikoseki AT ieee.org)
Skype: takafumikoseki
場所: 駒場キャンパス 162教室 金曜日5限(16:20-17:50)
科目コード 11718

標記講義を、駒場キャンパスにて開講します。ものを動かすことに興味のある人は、目指す専門分野を問わず広くご参加くださりますよう願っております。大学の講義では細かく見ればわからないところがたくさん出てきますが、それはむしろ当たり前のことです。わからないことがあったことを、いちいち気にする必要はありません。大切と思われることを、必要に応じて自分で調べ、あるいは教員に積極的に質問し、わからぬことをわからぬままに放置せぬ努力を忘れねば大丈夫です。

 人や物を効率良く運ぶことが、文明社会の成立に欠かせず、移動手段を提供する技術が、我々の生活の基本を支え、そして生活を楽しく豊かにするために大切です。実際、日常的な生活の中で、自動車や鉄道などの身近な交通は不可欠なものとなっていることを実感しているでしょう。人々は太古の昔から、速くて、快適で、便利な移動手段を求めてきました。近年は、これに加えて、安全性への意識も高まっており、環境への負担の少ない交通、高齢社会への移行に伴い「交通弱者でも移動の自由が奪われない」バリアフリーに対応した交通など、移動手段の「質」に対する要求もさらに高いものとなっています。このような様々な要求に応える「運ぶ」営みのために、電気や情報の技術が貢献できることは多く、交通における電気・電子・情報技術の役割はますます大きくなっています。
 本講義では、このような視点から、電気エネルギーおよび情報通信や計算機技術を積極的に用いて人や物を「うまく」運ぶ方法論を

 --電気自動車、ハイブリッド自動車
 --リニアモータ・磁気浮上超高速鉄道
 --電気鉄道など軌道系の交通システム
 --宇宙環境におけるロボットの移動技術
 --エネルギー問題から見た交通と、グローバル環境への影響

を例に、オムニバス形式で2-3時間程度ずつ解説をし、高校や教養学部で習う物理や数学の延長上にどのようにこれらの技術が構築されているかをできるだけわかりやすく具体的に解説するとともに、最新の研究動向を紹介します。

(この研究に興味を持つ受講者には希望により研究室の見学なども可能です。熱心な文系の学生も歓迎するが、基本的には高校の理系科目選択者程度の物理、数学の知識を前提とした講義内容とします。)

古関隆章(こせきたかふみ 准教授 工学部)以外の講師陣:
大崎博之(おおさきひろゆき 教授 工学部)
堀洋一(ほりよういち 教授 工学部)
呉 世訓(オ・セフン 助教 工学部)
+JAXA 宇宙科学研究本部 および東日本旅客鉄道株式会社からのゲスト講師 計4名

本年度は昨年度と比較し、上記講師陣による
鉄道の実務的観点からのエネルギー問題の解説、
宇宙科学と物理の関係   の解説を拡充しました。

4/10 の講義を終えて
初日からたくさんの皆様に聴きに来ていただき、元気が出ました。ありがとうございます。
来週以降、本格的に各先生からの最先端の技術にかかわるお話が始まります。引き続き振るってご出席をお願いします!

---H21年度の講義スケジュール----

4月10日 古関 ガイダンスおよび力学、電磁気の基礎
    講義資料はここからご入手ください。
4月17日 橋本(JAXA)  宇宙研ガイダンス 宇宙探査機は電気で動く
    講義資料はここからご入手ください。

4月24日 坂井(JAXA)  人工衛星 姿勢制御 磁気フォーメーションフライト
    講義資料はここからご入手ください。(動画付65MB)
    または軽い資料はここからご入手ください。(動画なし7.5MB)
5月1日 休講日
5月8日 久保田(JAXA) ロボットによる宇宙探査 ・月惑星探査,探査ロボット,知能化技術
    講義資料はここからご入手ください。
5月15日 呉/吉田  パーソナル移動アシストを目指した電気駆動と制御技術
    講義資料はここからご入手ください。(動画付93.5MB:
    かなりファイルが大きいのでブロードバンド回線をお持ちの方のみダウンロード可能でしょう。)

5月22日 古関 鉄道の高速化と電気駆動技術/リニアモータ磁気浮上技術
    講義資料はここからご入手ください。(約3.2MB)


5月29日 休講日:五月祭のため
生研公開任意参加・古関/堀) 電気自動車とスーパ・キャパシタ
5人の熱心な皆さんのご参加をいただきました。ご参加くださった皆さん、堀研究室の皆様ありがとうございました!!
6月5日 古関・林屋(東日本旅客鉄道株式会社) 電気鉄道の環境性の科学
6月12日 古関・林屋(東日本旅客鉄道株式会社) 電気鉄道の環境性を実現する電力技術

6月19日 堀 いま電気自動車の周辺で起きていること1
堀教授は、講義資料の事前配布をしております。以下のリンクからご入手ください。(6/16)

6月26日 堀 いま電気自動車の周辺で起きていること2

7月3日 大崎 超電導技術と輸送の科学

講義は7/3で終了しました!

講義資料で電子ファイル配布があるものは、このページからDL可能なようにします。ファイルにはPWをつけアクセス制限をかけることがあります。

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重要:

本講義の成績評価の主たる部分は以下のレポートの評価結果に基づき行います。

(6/15にこのアナウンスを出すのは、期末試験期間に入る前に十分な時間的余裕を持ってレポート作成をしたいという方のご要望に答えるためです。)

レポートを、以下の要領でe-mailで提出してください。成績評価は、レポート採点結果と講義への出席回数を総合し、厳正に行います。

[1] 締め切り(変更しました) 

1年生: 2009/08/02 (Sun) 21:00 JST
2年生: 2009/07/26 (Sun) 21:00 JST

[2] 提出先 pdfのe-mailの添付ファイルとして takafumikoseki AT gmail.com あてに 
(古関から受け取り確認のメールを返しますので、その確認の連絡が2-3日以内に来ない場合には古関まで確認のご連絡をお願いします。)

[3]提出に関する技術的注意と参考情報
ワープロなどは任意ですが、 フリーのopenoffice.orgを用いれば、数式を用いた文書もpdf化も含めすべて簡単に処理できます。(ちなみにこのページや教材の作成は、OSすらWindows環境ではなく、Ubuntu上のソフトですべてを行っています。)
google docs、zohoなどを用いても図入りの文書作成とpdf化は可能です。(ただし、数式作成機能はありません。)
また、任意の文書ソフトからのpdf化もフリーのツールで可能です。
大きいファイル(数百 kB以上?)をメールに添付することは避けてください。そのような場合には senduit などをご利用ください。(100MBまでのファイルならば簡単に送ることができます.)

[4] レポート課題

課題名:  (課題1. )  ○○○○
学生証番号: ○○○○    提出者氏名: ○○○○
関係講義テーマと採点希望教員: ○○○○ (末尾の参考資料から選択)

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課題1: 参考資料にある講義課題に関係するキーワードを選び、自分の興味のあるテーマを1つ設定し、それに関して、単なる調査ではなく必ず自分の意見を入れて、A4 レポート用紙で、6ページ以内で論じてください。

(調査・参考した資料については、末尾に参考文献リストを記載し明示してください。参考文献の上手な挙げ方も評価対象になりえます。)

課題2: 本講義の良かったところ悪かったところを忌憚なく御指摘ください。特に、来年度以降の講義の改善に役立つような、積極的批判、ご意見を期待しております。

(講義時間帯、講義の進め方、教室、話題の選択、成績評価の方法など、気づいたことは何でも遠慮なく指摘してください。教員に対して厳しいことを書いたから、成績評価が悪くなることはまったくありません。遠慮なく有用な意見を述べてください。)

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参考資料:本年度の講義の担当教員とキーワード

古関 力学、電磁気の基礎と移動/輸送の技術

橋本(JAXA)  宇宙研ガイダンス 宇宙探査機は電気で動く

坂井(JAXA)  人工衛星 姿勢制御 磁気フォーメーションフライト

久保田(JAXA) ロボットによる宇宙探査 ・月惑星探査,探査ロボット,知能化技術

呉/吉田  パーソナル移動アシストを目指した電気駆動と制御技術

古関 鉄道の高速化と電気駆動技術/リニアモータ磁気浮上技術

古関(・林屋 東日本旅客鉄道株式会社) 電気鉄道の環境性の科学

古関(・林屋 東日本旅客鉄道株式会社) 電気鉄道の環境性を実現する電力技術

堀 いま電気自動車の周辺で起きていること1

堀 いま電気自動車の周辺で起きていること2

大崎 超電導技術と輸送の科学

*なお、採点してくださった先生からのフィードバックが皆さんのもとにメールで返るように努めます。