2007年6月26日火曜日

6/26 4限 交通ラボ講義「人間社会と交通システム:非接触で物を運びエネルギーを伝達する技術」@駒場1313号教室 資料に関して

スライド最後の方の説明が不十分になりましたことをお詫びします。

6/26 4限 交通ラボ講義「人間社会と交通システム:非接触で物を運びエネルギーを伝達する技術(古関担当)」について、レポート課題を含む講義資料をPW付きでここに公開します。ご活用ください。

レポート課題

本講義で紹介した、電気/磁気的な手段によって、非接触で車両を支持、駆動する方法の

   現存する方式の分類
   必要な技術要素
   長所と問題点

について、まとめよ。

 そして、この技術的背景の認識に基づき、今後の公共交通の中で、磁気浮上を利用した軌道交通が今後、

   必要か?
   不必要か?

という自分の立場を明示して、その理由を具体的にまとめ論じよ。


(誤記を修正して再アップロードしました。)

2007年6月19日火曜日

「交通における電気駆動の魅力」レポート提出について

レポート提出に関するお知らせ(重要)

本文は履修者/関係教員にメールで個別にご連絡したものの
一部を抜粋し
改訂したものです。

6/15の講義の際にご相談したとおり、当初7/13に期末試験を予定しておりましたが、以下のレポート提出に変更をしますので、レポートを作成し、以下の要領でe-mailで提出してください。成績評価は、レポート採点結果と出席回数で厳正に行います。

[1] 締め切り 2007/07/15(日曜日) 12:00 JST
[2] 提出先 pdfのe-mailの添付ファイルとして takafumikoseki AT ieee.orgあてに 
(古関から受け取り確認のメールを返しますので、その確認の連絡が2-3日以内に来ない場合には古関まで確認のご連絡をお願いします。)

[3]提出に関する技術的注意と参考情報

ワープロなどは任意ですが、 フリーのopenoffice.orgを用いれば、数式を用いた文書もpdf化も含めすべて簡単に処理できます。

また、google docsを用いても図入りの文書作成とpdf化は可能です。(数式作成機能はありません。)

また、任意の文書ソフトからのpdf化もフリーのツールで可能です。


ファイルが大きすぎて添付できないことは避けて欲しいのですが、そのような場合には宅ファイル便、yahoo Briefcaseなどをご利用ください。


[4] レポート課題

課題名:  (課題1)  ○○○○
学生証番号: ○○○○    提出者氏名: ○○○○
関係講義テーマと採点希望教員: ○○○○ (末尾の参考資料から選択)

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課題1: 参考資料にある講義課題に関係するキーワードを選び、自分の興味のあるテーマを1つ設定して、それに関して、(単なる調査ではなく)必ず自分の意見を入れて、A4 レポート用紙で、6ページ以内で論じてください。

(調査・参考した資料については、末尾に参考文献リストを記載する形で明示すること。)

課題2: 本講義の良かったところ悪かったところを忌憚なく御指摘ください。特に、来年度以降の講義の改善に役立つような、積極的批判、ご意見を期待しております。

(講義時間帯、講義の進め方、教室、話題の選択、成績評価の方法など、気づいたことは何でも遠慮なく指摘してください。教員に対して厳しいことを書いたから、評価が悪くなるということはまったくありませんので、遠慮なく意見を述べてください。)
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なお、採点してくださった先生からのフィードバックが皆さんの下にメールでかえるように努めます。


----参考資料:本講義の教員と講義のテーマ一覧----
(1) 4月13日:ガイダンス(古関)
橋本教授
宇宙研全体の御紹介とその中における電気工学者の活躍についての序論
人工衛星における電気・制御工学の大事な役割 惑星探査機は電気で動く
(2) 4月20日: 坂井准教授
姿勢制御とフォーメーションフライト
(3) 4月27日: 久保田准教授/古関准教授
月惑星探査におけるロボット移動技術
(4) 5月11日:古関准教授
電気機械エネルギー変換の基礎およびリニアモータ応用
(5) 5月18日: 古関准教授
軌道交通システムにおける電気駆動技術の発展
(6) 6月1日: 生産技術研究所堀研究室の見学(引率 古関准教授)
(7) 6月8日: 堀教授
電気自動車とモーションコントロール
(8) 6月15日 堀教授/オ助教/古関准教授
人に優しい機械とモーションコントロール:移動制約者の支援
(9) 6月22日: 大崎教授
超電導技術の交通輸送システムへの応用I
(10) 6月29日: 大崎教授
超電導技術の交通輸送システムへの応用II
(11) 7月6日: 藤井准教授
エネルギーシステムにおける運輸部門
(12) 7月10日: 藤井准教授
エネルギー、地球環境問題と電気自動車
(13) 7月13日 期末テストを中止し休講に


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以下は、教務課からのお知らせを駒場の学生さんたちのために付記します。
平成19年6月19日

学生の皆さんへ 

東京大学教養学部
東京大学保健センター駒場支所

麻疹ワクチン接種実施のお知らせ

6月12日付教養学部長からの“再度の注意喚起”にありますように、駒場キャンパスでは6月6日から麻疹の発症が増加する様相を見せています。保健センターでは“ワクチン接種のお願い”により近隣の医療施設を利用してワクチン接種をお願いしてきましたが、ワクチン供給状況が軟化した結果、保健センター駒場支所でも麻疹ワクチン接種が可能となりました。つきましては、麻疹ワクチン未接種の学生及びその他接種希望者を対象に、以下の要領で麻疹ワクチン接種を実施することになりました。希望者は速やかに接種を受けてください。

実施要領

対象者:
麻疹ワクチン接種を受けたことがないか麻疹ワクチン接種歴が1回のみで麻疹罹患歴のない駒場キャンパスに在籍する学生

場所: 保健センター駒場支所

実施日時:
一回目6月19日(火) 午後 14:00-16:00 接種終了
二回目6月20日(水) 午後 14:00-16:00 約160名
三回目6月21日(木) 午後 14:00-16:00 約160名
四回目6月22日(金) 午後 14:00-16:00 約160名

費用: 3000円

申し込み
当日の午前中10-12時までに保健センターに来室し申し込み用紙に記入して予約してください。予約時に「ワクチン接種について」というワクチンの効果と副作用について説明した文書と「ワクチン接種問診票」をお渡ししますので、接種前によくお読みの上問診票に必要事項をあらかじめ記入し午後の時間帯にワクチン接種を受けて下さい。

ワクチン接種の目安
ワクチンは麻疹単独ワクチンが現在残り80本、それ以外は麻疹および風疹の混合ワクチン(MRワクチン)です。風疹の2回目のワクチン接種を行った人あるいは風疹の罹患歴のある人には麻疹単独ワクチンをお勧めします。麻疹ワクチン接種歴がないか1回目の接種のみで風疹の罹患歴がないか風疹のワクチン接種が1回以下の人には風疹・麻疹混合ワクチンの接種をお勧めします。麻疹単独ワクチンは現在不足していますので単独ワクチンがなくなり次第MR混合ワクチンのみの接種になります。
母子手帳の記録およびご家族にご確認の上麻疹および風疹のワクチン接種の時期、回数を記録して保健センターに来てください。わからない時は母子手帳等の記録をご持参下さい。

ワクチン接種証明書
ワクチンを接種した証明書を保健センター名で発行しますので将来の記録として保存してください。
(尚、19日にワクチン接種を受けた方は証明書をお渡ししていませんので証明書の発行を希望される方は保健センター健康管理室にご来所ください)

問合せ先:東京大学保健センター駒場支所 健康管理室
電話03-5454-6166


2007年6月17日日曜日

月曜1限講義 「電気機器学基礎」 6/18出題、7/2提出予定の演習/ 避難訓練/これからの講義の予定など

講義ノートのほうははなはだ未完成なのですが、来週6/25に提出していただこうと思っています誘導電動機の簡単な特性計算の例題プリントをここにおきます(リンクの修理完了:ご迷惑をおかけしてすみませんでした!)ので、復習を兼ねてやってみてください。

<6/18追記>
<----本日6/18の講義では誘導電動機の等価回路の導出と基本的な特性の考え方を述べましたが、具体的な特性計算までは十分に説明できませんでした。そこで、このレポートの提出期限を1週間延ばします。 (このこと既にプリントの中身に反映済です。)

6/25の講義では、鳳テブナンの定理を応用して等価回路からトルクの速度依存性などの電動機特性を具体的に算出する方法、等価回路の定数を同定することを目的とした試験方法、始動にかかわる問題点、誘導機の速度制御、円線図、誘導機の速度制御の方法論などに話を進めたいと思います。

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本日の、避難訓練、途中で本当に避難してしまった人も多かったようですがお疲れさまでした。まじめに御協力いただいた皆様にお礼申し上げます。その際にアナスンスされていた家族への伝言ダイヤルというのは、NTTのサービスだそうで、この記事<災害用伝言ダイヤルサービス>を見て利用方法をご家族と検討しておかれるといいでしょう。

多摩地区の休日


古関の家は、都内ながら、この写真にあるように、周りに大きな公園やきれいな川のあるとても美しいところにあります。片道2時間近くかかる通勤は確かに大変ですが、ここでの暮らしは、緑の豊かなこの時期、すがすがしい風景にあふれていて、週末は楽しみです。

今は体調が十分でないので、そう簡単に旅行などに出ることはできませんが、子供たちは、どこか遠くに行かれなくても、初夏の強い日差しの下、ただただ近所の緑に囲まれた自然の中で、のんびりしながら、生き生きと遊んで、満足しているようです。

駒場 金曜5限講義 「電気駆動の魅力」成績評価について

6/15の講義でお知らせいたしましたように、本年度は

7/13に予定していた期末テストを中止し、同日の講義は皆様のご希望に応じて休講とし、

成績評価は講義への出席とレポートにより行います。

レポートの課題は、個別にご連絡するメールの指示のとおり、基本的には本講義に関係する技術的キーワードを1つ選択して、採点希望教員を指定しただいて、論じてもらいます。

レポートは7/15正午を締め切りに、古関宛(takafumikoseki @ ieee.org)にお送りください。古関から皆様の指定した「採点希望教員」に採点依頼状とともにお送りします。

詳細は、後日個別に履修者にお送りするメールをご参照ください。

2007年6月12日火曜日

月曜1限の「制御工学第一」担当について

これまで堀洋一教授が担当してきました月曜1限の講義「制御工学第一」ですが、当初休講予定とされていた6/18と最終日の7/9は古関が担当して講義を行いますので、ご注意ください。

6/25 08:30-10:00 多項式法(ケスラー標準形と真鍋法)を用いたフィードバック制御系の設計
(誤記を修正しました! 6/18)

6/27, 7/2 当初予定通り堀教授の御担当

7/09 08:30-10:00 状態方程式を用いた線形システムのダイナミクス表現と状態フィードバック 

2007年6月11日月曜日

6/11 電気機器学基礎の講義を終えて

駆け足ながら何とか今日で同期機に関する説明をすべて終了し、次週以降は誘導機の説明に入ります。現時点での今後の講義計画と、来週提出をお願いする演習問題および編集中の講義ノート補足をここに置きますので、学習の役に立ててください。(最新版を利用していただくことを想定しここのリンクは削除しました。6/18)

2007年6月6日水曜日

6/1 駒場講義「電気駆動の魅力」:堀研究室見学

6/1の講義は、生産技術研究所の堀教授の研究室で、電気自動車の研究についてのデモを見学させていただきました。参加者は6名でしたが、実際に実験用車両を運転させていただき、直に堀教授や研究を担当している大学院生の皆さんと話す機会があり、有意義なひと時ではなかったかと思います。6/8, 15はこれに関連して堀教授、呉助教の講義を予定しています。

2007年6月5日火曜日

6/4 3限の環境電気工学の講義を終えて

電気自動車の説明は次週の堀先生の御講義に譲ることとして、昨日の講義では電気鉄道に関することを中心に「交通システムと環境」というキーワードで、

  1. CO2排出問題で、日本の現状(運輸部門の割合が全排出量の1/5であること、鉄道はその中で10%未満のわずかな割合にすぎないこと)、
  2. したがって、軌道交通に関わる環境問題は最近注目されているグローバル環境の問題も重要だが、第一義的には、伝統的な公害問題である騒音、振動などの対策に力が入れられていること、
  3. CO2問題などは、交通システムそのものの速達性や快適性を追求する中で自然に良い方向の技術開発ができていること、
  4. IT化の進んでいる最近の環境問題として電磁環境の問題が重要度を増していること、
  5. 資源のリサイクルについては、鉄道の事業者の扱う範囲はリユース・リサイクル率は高いが、むしろ一般旅客に関わるところで改善の余地が大きく残されていること
などについて述べました。すべての講義内容を網羅したメモではないのですが、講義メモの一部である参考資料をここにお示ししておきます。

6/4 電気機器学基礎の講義を終えて

昨日は同期機(そして回転機の理論)に関する最も重要な部分を説明したのですが、我ながらその説明がきちんと成功したとは思えぬ内容になってしまいました。ちょっと今後の説明のしかたについて考え直します。とりあえず、誘導電動機については、推薦参考書の記述に沿った説明のしかたを工夫するつもりです。参考資料も含め今週作業してまたお示しします。

次回に、同期調相機についての演習プリントを提出してください。それを見て皆さんの理解度をチェックしてみたいと思います。よろしくお願いします。