2008年6月2日月曜日

3年生夏学期講義「電気機器学基礎」第8回 080602 を終えて

 どうもこのページの記述に6/2の講義予定が落ちていたということで、ご迷惑をおかけしました。本日はそのためか出席者が少なかったので、同期機の構成要素、電機子巻線、電機子反作用について時間をかけて解説をしました。HPの記述漏れのせいで休講だと誤解した方が不利にならぬよう、本日の宿題レポートは課していません。次回は同期機のフェーザ図を描いて特性の算出をする重要な部分になりますので、p122の4.5節をよく読んできていただくようお願いします。また、本日レポートを出さなかった方は来週6/9にお出しください。
 また、予習の際に気づかれると思いますが、p131に記述のあるポーシェリアクタンスについては教科書のほかの部分で解説がなされていません。(昨年度推奨参考書であった仁田他「大学課程 電気機器(1)」にも、全く記述がありません。)
 Googleで調べましたが、専門的言葉であるためか、日本語では京都大学の研究論文に関する記述以外の記載は発見できませんでした。英語ではPotier reactance あるいはPotier triangleという用語で検索できます。
 電気工学ハンドブック(電気学会)の記述に基づき、次回講義にて簡単な説明を行います。図上での計算法は比較的単純です。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

武蔵工業大学の山崎です.平素は大変お世話になっております.
先日の研究会では大変お世話になりました.心より御礼申し上げます.
私も先生を見習いまして,学問に関するブログを始めました.充実度は今一ですが,出来うる限り頑張りたく思っています.
敬具.