Wednesday, 19 January 2011

RTRI 第7回 国際規格セミナー「LIM規格の概要と審議状況 (20分+5分)」2011/01/20 補足資料

ここで、配布したレジュメの控え(修正済)を掲載します。
それ以外のスライドのコピーなどは鉄道総研国際規格センター会員のページ(要PW)からご入手ください。

RTRI 第7回 国際規格セミナーLIM規格の概要と審議状況 」2011/01/20 補足資料

Railway applications - Electric traction - Electrical machines for rail and road vehicles
- Short primary type linear induction motors fed by power converters

>>1. はじめに

(1) 規格制定の動機と目的

(2) 国内での審議体制

(3) 世界市場: 参加各国の技術事情

(4) プロジェクトチーム・メンバー

(5) 重要な技術的議論

(6) プロジェクト会合と作業のスケジュール


>>2. 国内での準備作業と審議体制

鉄道総研を中心とした準備作業 2006,...

日立、三菱、東芝、東洋電機、東京都交通局、大阪市交通局、日本鉄道車両工業会、鉄道総研 +東京大学


>>3. IECへの日本提案 PNW9/1017/N

(1) IECにおける最初のリニア誘導モータ技術に関する国際規格化の試み

(2) PNW9/1017/NP 日本国内委員会からIEC/TC9に提出

(3) プロジェクトチーム エクスパート 韓国、中国、日本、カナダ、スイス、ドイツ、フランス (+ルーマニア、アメリカ)

(3) PT62520: ”Short primary type linear induction motors fed by power converters”, 2007年春に発足


>>4. 世界市場:Bombardierのシステム

 Vancouverのスカイトレインから発展、 / マレーシア、シンガポール、中国、韓国などに納入実績/ 世界的に市場展開している: カナダ(バンクーバ、+新線) マレーシア、シンガポール、韓国、中国 / 供給者側として日本と利害、認識が一致するところは多く基本的には協力的/ しかし、商習慣の違いあり、警戒感も強かった/ Bombardierは連続走行できる独自の試験線を持


>>5. 世界市場:日本のリニアメトロ: 1976年に開発を開始/ 1982年に330mの最初の試験線/ 1987-1988年、商用化を目指したプロトタイプ試験を1.85 kmの大阪南港での環状試験線で実施/ 大阪市交通局、東京都交通局、神戸市交通局、福岡市交通局、横浜市交通局などで商用運転の実績あり/ ミニ地下鉄として、日本の政令指定都市での地下鉄建設費の抑制に貢献


>>6. 世界市場:磁気浮上鉄道: イギリスのBirminghamシステム/ 日本のHSST/LINIMO/ 韓国のMaglev/ 日本オーチス 広島スカイレール


>>7. 世界市場:フランス

U-LIM EC: Franco-German project 1980年代 廃止/ INRETS: 現在も直径13mの回転形試験を持つ(公称:粘着試験装置?)/ビジネス展開の見込みは当面無いものの、個人的に有効な支援


>>8.世界市場:東南アジア/中国

中、韓は外国のシステムを導入:国内の技術規格制定の必要性

中国:一部日本のシステムを導入中 Bombardier社のシステムも導入

シンガポール、マレーシアにはBombardier社システム導入実績が既にある


>> 9. 世界市場: 韓国

韓国:かつては独自技術の開発もあった。Maglevの可能性もある。具体的にソウルの空港アクセスにBombardier社のシステムを導入する予定


>> 10. PT62520: プロジェクトチームメンバー

Project Leader : Mr Takafumi Koseki (JP)

Members : Mr. A. Cassat (CH)/ Mr. Kim Chang-Eop (KR)/ Mr Gerard Coquery (FR)/ Mr. Keith Guenter (CA)/ Mr . Wenwei Hu (CN)/Mr . Lee Hyung-Woo (KR)/ Mr. Seikichi Masuda (JP)/ Mr. Park Seung-Chan (KR)/ Mr. Satoshi Ito (JP, Secretary)/ Mr Tomoki Watanabe (JP)/ Mr Bo Xiao (CN)/ Mr Zhongping Yang (CN)/ Mr. Jim H. Parker (CA)/ Mr. Vollenwyder Kurt (CA)/ (Mr. Masatoshi Shimizu (JP), Mr. Yoneyama, Mr. Yamazaki)


>> 11. 作業スケジュール

(1) The 1st project meting at Kyoto, Japan in January 2008

(2) The 2nd project meeting at Kingston, Canada in December 2008

(3) The 3rd project meeting at Versaille, France in January 2010


>> 12. 文書の提出、投票などの状況

HISTORY OF THE PROJECT Stage Document Date Target Date

PNW 9/1017/NP 19 January 2007

ANW 9/1056/RVN 25 May 2007 15 June 2007

1CD 9/1161/CD 11 July 2008 30 June 2008

CDM 9/1209/CC 31 October 2008 30 November 2008

ACDV 9/1209/CC 7 November 2008 31 December 2008

CCDV 9/1269/CDV 29 May 2009 30 June 2009

ADIS 9/1372/RVC 22 January 2010 31 January 2010

DEC 22 December 2010 30 September 2010

=> RDIS 12 January 2011 15 January 2011

CDIS 31 March 2011

APUB 31 May 2011

BPUB 15 June 2011

PPUB 15 July 2011


>> 13. 技術的議論(1): 試験項目の分類

形式試験の一部を解析結果で代替:その場合の計算法に対する要求条件の具体化/ 試験装置の情報提供と特性計算法との関係/ 形式試験項目のオプションに、供給者自身による試験走行の項目を入れるか?/ その場合の具体的文言の駆け引き

中韓の意見


>> 14.技術的議論(2:形式試験と受渡試験: どの項目を形式試験、どの項目を受渡試験に入れるか?

日加で見解の相違あり。

そもそも具体的に考えていることは似ているが言葉の解釈の仕方にも違いがある。

また商習慣が違っている。

具体的に測定項目を表にして一つ一つ議論:20081月の京都会議以後、カナダ側に下駄を預けて信頼関係のもとに具体的文書化を依頼


>> 15. 技術的議論(3):特性試験条項への試験走行の追加(カナダの要求): 

重要な対立点は、加速度・推力の特性試験における、試験走行の具体的記述と、位置づけ

20081月の京都会議以後、日本案を示し、カナダ側に下駄を預けて信頼関係のもとに具体的文書化を依頼


>> 16. 文書の目次(1

>> 17. 文書の目次(2

7 Test categories / 7.1 Test categories/ 7.1.1 General/ 7.1.2 Type tests/ 7.1.3 Routine tests/ 7.1.4 Investigation tests

7.2 Summary of tests


>> 18. 文書の目次(3)

8 Type tests

8.1 Temperature-rise tests/ 8.1.1 General/ 8.1.2 Ventilation during temperature-rise tests/ 8.1.3 Measurement of temperature/ 8.1.4 Judgment of results/ 8.1.5 Limits of temperature rise

8.2 Characteristic tests and tolerances/ 8.3 Shock and vibration tests


>> 19. 文書の目次(4)

9 Routine tests

9.1 Routine tests of primary/ 9.1.1 General/ 9.1.2 Characteristic tests and tolerance

/ 9.1.2.1 Resistance measurement of the primary winding/ 9.1.2.1.1 Tolerances/ 9.1.2.2 Measurement of impedance/ 9.1.3 Dielectric tests/ 9.1.4 Structural tests/ 9.1.4.1 Dimensions and appearance/ 9.1.4.2 Flatness measurement

9.2 Routine tests of secondary/ 9.2.1 Dimension test/ 9.2.2 Chemical composition test/ 9.2.3 Tension test/ 9.2.4 Bending test/ 9.2.5 Shear test/ 9.2.6 Ultrasonic flaw detection/ 9.2.7 Friction test/ 9.2.8 Electrical conductivity test

10 Investigation tests/ 10.1 General / 10.2 Noise test

Annex


>> 20. おわりに

PT62520IEC/TC9関係の国際規格:

現在FDISへの投票結果を待っているところ

インターネットを積極的に活用しながら、審議の効率性と透明性を旨とした

関係者は緊張感をもって、作業に当たった

日本が中心になって提案、とりまとめを行った最初の例となった

==> 事前準備からほぼ4年間の活動をへて成立の見通しが出た

鉄道総合技術研究所の国際規格調査センターの皆様、国内作業部会の委員の皆様、国土交通省のご関係者はじめ皆様の献身的な御努力と御支援に心から感謝申し上げる。

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