2007年7月11日水曜日

曽根先生の特別講義と同窓会のHP

今日の2限は曽根悟先生の特別講義でした。学部4年生対象の講義ですが、学期末と言うこともあってか、あまり真剣に聞く気のなさそうな学生が目立って後ろの方に結構座ってるものが目だったので、つい腹を立てて、前に座るように「強権発動」してしまいました。

実は自分が4年生の時の特別講義は、担当教官がその曽根先生で、いつも出口に立ってエスケープしようとする我々を厳しく監視しておられたことが鮮明な記憶として残っています。

その曽根教授の、特別講義に関する「警告」(Kは途中で授業を抜けて、数十分の後もどってきたなどの詳しい記述がある:<==ちなみにこのKは古関ではない!)は、名物として、我々の学年では語りつがれており、86年度の卒業アルバムにはその写真が載っています。そこから、世代が一巡したことを感慨深く思う時間でもありました。 曽根先生の御講義は、純電気ブレーキおよび、車上・地上のエネルギー蓄積装置の電鉄応用における技術動向に関わる大変優れた解説になっておりました。大学教員の後進として曽根教授のお話を伺いいつも感じること、逆立ちしても絶対にかなわないと思うところは、そのデーテイルの確かさです。今日の八戸や能代の駅を例とした解説は、曽根先生ならではの面白いお話であったと思います。その価値を理解できる人が本日の出席者の中に何名いたかは解りませんが、電気系進学者の数パーセントは伝統的に優秀な鉄道好きがいるものですので、結構理解者も多かったかもしれないと思います。

その後、先輩で電気系OB会のHPの活性化にご尽力いただいている渡部様の御説明を聞かせていただきました。このブログも先輩広場にリンクされるといいと思っています。電気系の卒業生はOB会も、電子情報の先端的な技術を充分活用して人のネットワークを広げるべきであるという基本思想はなかなか優れたものと個人的に思いました。

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