2007年7月1日日曜日

7/2 3年生講義「電気機器学基礎」演習の出題と講義ノート

 この講義も残すところ7/9の1回となりました。

 7/2は前回説明し切れなかった、単相小容量の誘導機の説明を手短に済ませ、冬学期の横山教授によるパワーエレクトロニクスの講義へ入門編としての「パワーエレクトロニクス入門」を講義します。その講義内容の確認のための演習問題を7/9(あるいは試験日7/30)にご提出いただくべくここにおきますのでやってみてください。ファイルにはPWがかかっています。(<==7/912:30 動作確認しましたが、PWを入れて問題なく開けています。講義の際にファイルが壊れているといった人、PW等に間違いがないか、再確認してみてください。)

期末試験も迫っているので、講義ノートも整備を急ぎ、同じところにより完成度の高いものを、数日内に載せるよう努めます。(<==作業が遅れていてすみません!)
 期末試験は、講義の際に述べたように、自分で作成したメモ用紙1枚(表裏に自由に何でも書いてよい)のみを持ち込み可とします。自分自身の勉強をかねて、推奨参考書、講義ノートなどから、メモ用紙の作成を入念に行ってみてください。期末試験は、7/30(月)の2限の予定です。
 なお、参考書などは、講義初回のプリントをご参照ください。短期間に手っ取り早く勉強するには、(数式の記述が最低限の量に抑えられているため平均的な大学生用の教科書などよりはだいぶ易しい内容になりますが、)オーム社の「図解 電気の百科」第14, 15章をご覧になると良いと思います。7/2のパワーエレクトロニクス入門は、この本の15章の記述を中心とした講義ノートです。(ちなみに、この章の執筆は古関自身です。)


---演習問題の内容(上記pdfと同じ)-------
電気機器学基礎演習問題
(2007.07.02出題/07.09 or 07.30提出)

[1]
パワーエレクトロニクスにおける半導体素子の用い方の特徴は何か?を、一般のアナログ信号増幅器におけるトランジスタ、FETなどの機能との比較して述べよ。

[2]
サイリスタを用いた点弧角による電圧制御(=出力電圧の点弧位相角制御)について、単相のサイリスタ整流器を例として、その回路図と主要な部分の電圧、電流波形を示して説明せよ。そして、この制御方式で、電圧を絞っていく際に生じる問題点は何かを説明せよ。

-----演習問題終わり--------

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