Sunday, 4 April 2010

総合科目人間環境一般「足からロケットまで---走る/飛ぶ/探る科学入門」(2010/07/07 改訂)

取りまとめ:工学部電気電子工学科 准教授  古関隆章
(URL http://www.koseki.t.u-tokyo.ac.jp,
e-mail: takafumikoseki AT ieee.org)
Skype: takafumikoseki
場所: 駒場キャンパス 118教室 金曜日5限(16:20-17:50)
科目コード 11740

標記講義を、駒場キャンパスにて開講します。ものを動かすことに興味のある人は、目指す専門分野を問わず広くご参加くださりますよう願っております。大学の 講義では細かく見ればわからないところがたくさん出てきますが、それはむしろ当たり前のことです。わからないことがあったことを、いちいち気にする必要は ありません。大切と思われることを、必要に応じて自分で調べ、あるいは教員に積極的に質問し、わからぬことをわからぬままに放置せぬ努力を忘れねば大丈夫 です。
人や物を効率良く運ぶことが、文明社会の成立に欠かせず、移動手段を提供する技術が、我々の生活の基本を支え、そして生活を楽し く豊かにするために大切です。実際、日常的な生活の中で、自動車や鉄道などの身近な交通は不可欠なものとなっていることを実感しているでしょう。人々は太 古の昔から、速くて、快適で、便利な移動手段を求めてきました。近年は、これに加えて、安全性への意識も高まっており、環境への負担の少ない交通、高齢社 会への移行に伴い「交通弱者でも移動の自由が奪われない」バリアフリーに対応した交通など、移動手段の「質」に対する要求もさらに高いものとなっていま す。このような様々な要求に応える「運ぶ」営みのために、電気や情報の技術が貢献できることは多く、交通における電気・電子・情報技術の役割はますます大 きくなっています。
本講義では、このような視点から、電気エネルギーおよび情報通信や計算機技術を積極的に用いて人や物を「うまく」運ぶ方法論を
--電気自動車、ハイブリッド自動車
--リニアモータ・磁気浮上超高速鉄道
--電気鉄道など軌道系の交通システム
--宇宙環境におけるロボットの移動技術
--エネルギー問題から見た交通と、グローバル環境への影響
を例に、オムニバス形式で2-3コマ程度で解説をし、高校や教養学部で習う物理や数学の延長上にどのようにこれらの技術が構築されているかをできるだけわかりやすく具体的に解説するとともに、最新の研究動向を紹介します。
(この研究に興味を持つ受講者には希望により研究室の見学なども可能です。熱心な文系の学生も歓迎するが、基本的には高校の理系科目選択者程度の物理、数学の知識を前提とした講義内容とします。)
古関隆章(こせきたかふみ 准教授 工学部)以外の講師陣:
大崎博之(おおさきひろゆき 教授 工学部)
堀洋一(ほりよういち 教授 工学部)
藤本博志(ふじもとひろし 准教授 工学部)
呉 世訓(オ・セフン 助教 工学部)
+JAXA 宇宙科学研究所 および東日本旅客鉄道株式会社からのゲスト講師 計4名

---H22年度の講義スケジュール----

(1) 4/9: 久保田 導入(宇宙と電気技術者)+宇宙研の紹介(1)
月惑星探査,探査ロボット(仮題)
講義紹介スライド(70kB)
久保田講師の講義スライド(暗号化圧縮ファイル 710KB)
40名近い皆様にお集まりいただきありがとうございました。

(2) 4/16: 古関 講義全般の紹介と成績評価についての事務的連絡  
エネルギー変換と電気駆動
第1回目に出ていただきましたほとんどの皆さん、講義に継続して熱心にご参加くださりありがとうございます!
古関の講義スライド(暗号化pdf 1.65MB)

(3) 4/23: 藤本 電気自動車の運動制御

(4) 5/7: 大崎 超電導技術と輸送の科学

(5) 5/14: 古関 電気車両駆動技術史;電気鉄道と電気自動車の類似点と相違

古関の講義スライド(暗号化pdf 7.9MB)

(6) 5/21: 林屋(古関) 環境に優しい公共交通機関としての電気鉄道技術

5/28 五月祭準備のため講義なし
 
(生産技術研究室の公開は翌6/4, 5 でした。

  誤解に基づく誤った情報を掲載いたしましたことをお詫び申し上げます。)

6/2の午後に本郷キャンパス工学部2号館を中心に、電気電子情報系の学科に関係する研究室のオープンハウスを行います。ふるってご参加ください。

(7) 6/4:
福地(古関研): 高速な鉄道運行の安全を支える技術----信号保安技術 (16:20-17:10)
 古関: 世界の鉄道の高速化技術 (17:15-17:40)

古関の講義資料スライド(暗号化 約4.1MB)

福地の講義資料スライド(暗号化 約2.1MB)

(8) 6/11: 古関 磁気浮上とリニアモータの技術の軌道交通への応用
           +レポート課題と提出についての打診6/15 期末レポートについての重要情報を出しましたので、末尾の記述にご注意ください!

古関の講義資料スライド(暗号化 約3.4MB)

(9) 6/18: 呉 電動駆動で人間の足を作るには

(10) 6/25: 堀 「ちょこちょこ充電しながら走るクルマ社会へ」

(11) 7/2: 坂井 人工衛星の動かし方&作り方 人工衛星 姿勢制御 小型衛星 フォーメーションフライト +宇宙研公開情報

(12) 7/9: 橋本 宇宙研の紹介(2)+宇宙探査機は電気で動く
~小惑星探査機「はやぶさ」も電気で動く~
講義資料をここから入手(PW付き 約 10MB)
(13) 7/14: 林屋(古関)電気鉄道の環境性を支える電力技術の最新動向
+レポート課題と提出についての確認(古関)

講義資料で電子ファイル配布があるものは、このページからDL可能なようにします。ファイルにはPWをつけアクセス制限をかけることがあります。

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重要:

本講義の成績評価の主たる部分は以下のレポートの評価結果に基づき行います。

(6/11にこのアナウンスを出すのは、期末試験期間に入る前に十分な時間的余裕を持ってレポート作成をしたいという方のご要望に答えるためです。)

レポートを、以下の要領でe-mailで提出してください。成績評価は、レポート採点結果と講義への出席回数を総合し、厳正に行います。

[1] 締め切り

すべての履修者: 2010/08/01 (Sun) 21:00 JST
==> レポートの受付を締め切りました。すべての提出者にはすでに受け取りの確認の連絡をしたつもりですので、おかしいと思った方は至急古関宛takafumikoseki AT ieee.orgにご連絡ください!

[2] 提出先 pdfのe-mailの添付ファイルとして takafumikoseki AT infoseek.jp あてに 
(古関から受け取り確認のメールを返しますので、その確認の連絡が2-3日以内に来ない場合には古関まで(別アドレス: takafumikoseki AT ieee.org)確認のご連絡をお願いします。)

[3]提出に関する技術的注意と参考情報
ワープロなどは任意ですが、 フリーのopenoffice.orgを用いれば、数式を用いた文書もpdf化も含めすべて簡単に処理できます。(ちなみにこのページや教材の作成は、 OSすらWindows環境ではなく、Ubuntu上のソフトですべてを行っています。)
google docs、zohoなどを用いても図入りの文書作成とpdf化は可能です。(ただし、数式作成機能はありません。)
また、任意の文書ソフトからの pdf化もフリーのツールで可能です。
大きいファイル(数百 kB以上?)をメールに添付することは避けてください。そのような場合には Dropsend  http://www.dropsend.com/ などをご利用ください。


[4] レポート課題

課題名:  (課題1. )  ○○○○
学生証番号: ○○○○    提出者氏名: ○○○○ とコメントを返すためのメールアドレス
関係講義テーマと採点希望教員: ○○○○ (末尾の参考資料から選択)

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課題1: 参考資料にある講義課題に関係するキーワードを選び、自分の興味のあるテーマを1つ設定し、それに関して、単なる調査ではなく必ず自分の意見を入れて、 A4 レポート用紙で、6ページ以内で論じてください。

(調査・参考した資料については、末尾に参考文献リストを記載し明示してください。参考文献の上手な挙げ方も評価対象になりえます。)

課題2: 本講義の良かったところ悪かったところを忌憚なく御指摘ください。特に、来年度以降の講義の改善に役立つような、積極的批判、ご意見を期待しております。
(講義時間帯、講義の進め方、教室、話題の選択、成績評価の方法など、気づいたことは何でも遠慮なく指摘してください。教員に対して厳しいことを書いたから、成績評価が悪くなることはまったくありません。遠慮なく有用な意見を述べてください。)==>ただし、匿名性を持たせるため、このブログページへのコメントの形でご記入いただいても結構です!

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参考資料:本年度の講義の担当教員とキーワード
(足からロケットまで の順で!)

呉 電動駆動で人間の足を作るには

藤本 電気自動車の運動制御
堀 「ちょこちょこ充電しながら走るクルマ社会へ」

古関 エネルギー変換と電気駆動
古関 電気車両駆動技術史;電気鉄道と電気自動車の類似点と相違
古関: 世界の鉄道の高速化技術
福地(古関研): 高速な鉄道運行の安全を支える技術----信号保安技術
林屋 環境に優しい公共交通機関としての電気鉄道技術
林屋 電気鉄道の環境性を支える電力技術の最新動向

大崎 超電導技術と輸送の科学
古関 磁気浮上とリニアモータ技術の軌道交通への応用

久保田 月惑星探査,探査ロボット
坂井 人工衛星の動かし方&作り方 人工衛星 姿勢制御 小型衛星 フォーメーションフライト +宇宙研公開情報
橋本 宇宙探査機は電気で動く

1 comment:

Ken said...

良かった点
運ぶという観点から見るだけでも電気の技術が多く使われていることを知ることができた。
悪かった点というよりも希望ですが
金曜5限には他にも多くの総合科目の授業が重なっているので(確か電子・情報系の駒場向け授業でも、もう一つ金曜5限にあったと思います。)ずらしたりすると良かったかと思います。