2006年11月6日月曜日

JIMTOFでの展示の様子と金弘中博士



熱心に新しいトンネルアクチュエータの説明をする金弘中博士

今回は、先端的なモータ制御技術、産業用ロボットと工作機械の大手として有名な「黄色い会社」のF社の展示ブースが大変盛況でした。学生実習でS君がお世話になったK博士、M取締役から、モータドライブ、リニアモータ技術の応用の最新の研究成果、開発状況についてお話をうかがうことができました。

H研究所のTAで有名な金博士も、最新の成果を公開すると張り切って、静岡理工科大学の展示ブースで自慢のTAの紹介を大変熱心にされていました。その金博士の御紹介で、古関の病気後長らくお目にかかる機会の無かった、JSTのK博士とも久々にお目にかかることができ、うれしく感じました。K博士は、リニアドライブ、モータ制御技術の工作機械など産業応用を常に支持する活動をしてくださっていますので、これからわれわれの研究活動も、肯定的に見ていただけるよう、努めねばと決意を新たにしました。

金博士の最新成果は、永久磁石の可動子が軽く作られているため、構造的には弱い部分もあったのを、中央に「垂直尾翼」のような強化構造体をつけることで、本来のTAのメリットを損なわぬままに、構造の強化、大型化を図るもので、今回の展示会でも、その熱意が稔って多くのエンジニアの注目を集めていたようです。

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