本日21日からは、会議日程が詰まっていますが、週末、体を慣らすこともかねて町を歩き回ってみました。19日は食料の買出しと、ホテルの周りを中心に徒歩で、20日は、かつて日本地下鉄協会の皆さんと一緒に調査をしたドライバレス地下鉄D線を中心に、公共交通を利用してフルヴィエールの丘の上まで足を伸ばしてみました。(地下鉄でばしばし写真を撮っていたら、具体的に何を言われたのかわかりませんでしたが、怪しい者と思われてセキュリテと書かれたユニフォームを着た係員のおじさんに注意されてしまいました。)
リヨンは人口170万人の、フランスではパリに次ぐ大きな都市、ヨーロッパの町としてはかなり大きな町ですので、公共交通網も、地下鉄、トラム、フニクレール、トロリーバス、バスととても充実している感じがします。日本の100万人規模の都市よりも公共交通ネットワークとしては整備が進んでいる印象です。ざっくりとした印象では、13年前に住んでいたスイスのチューリーッヒの3倍くらいの広がりがある感じです。個人的には、リヨンのソーヌ川をチューリッヒのリンマートと、フルヴィエールの丘をチューリッヒのユトリベルグと見立てると何となく町のつくりが似ている感じもするのですが、リヨンにはもうひとつローヌ川という大きな水辺があり、そのことが町のつくりを重層的にしている印象を受けました。
カフェがたくさんあって、食事もおいしそうなのですが、フランス語があまりできないこともあって、一人でレストランに入る勇気もなかなかでず、何となくフランスパンをかじっているうちに、あごの筋肉痛に悩む週末になってしまいました。でも時差は何とか克服できたので本日からの会議は居眠りせずにこなせそうです。
IECの会議は、銭形警部で有名な?ローヌ川沿いに建つインターポール本部の脇の国際会議場で開催されます。その合間を縫って、冬学期の学生実験や講義の準備も進め、このページの充実を図るつもりです。
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