本日の講義でもまた予定が遅れましたが、詳細な式の説明などをこのページ掲載の資料として掲げることで、演習問題を併用しながら、講義では要点のみを押さえる形で効率よく話を進める道が開けました。
その詳細な補足資料は作業中ですが、途中経過をこのブログ上に載せ、バージョンアップするごとに通知します。なお、書籍からの図面のコピーを含む資料になった場合には、ファイルにPWをかけることもあります。
本日配布した演習のプリントは来週講義内容を完成させた後に提出をお願いするつもりです。
このページでは、原則として、東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻教授 古関隆章 が大学で行う、講義および演習に関する補足的情報提供をいたします。その講義についての重要連絡の妨げにならない範囲で、時に個人的な情報発信もしたいと思います。
2007年5月28日月曜日
2007年5月18日金曜日
駒場キャンパス講義 人間・環境一般 「電気駆動の魅力」5/11,18 古関担当講義の資料と6/1の堀研見学
5/11, 18の古関の担当分
「電気機械エネルギー変換の基礎およびリニアモータ応用」
「軌道交通システムにおける電気駆動技術の発展」
に関する講義資料をあとで、PWつきでこちらからダウンロードできるようにします。PWは本講義に関して共通のものを講義時にお知らせします。
古関資料のダウンロードはこちらから(遅くなりましたが5/28リンクをはりました。PWつきです。)
5/24は学園祭のため講義がありません。
6/1は生産技術研究所堀教授研究室の見学です。
16:15に古関が1222講義室の前に迎えに行きます。その場で出席を取って一緒に生産技術研究所まで歩いて向かいます。
17時まで電気系の研究室のブースを回り、17時以降堀研究室の電気自動車の研究を見学します。
(堀研の院生の方々が特別に対応してくださります。)
現地集合を希望される方は古関までe-mailなどでお申し出ください。この講義を取ってない方でも飛び入りの参加を歓迎しますので、友達にも声をかけてください。
「電気機械エネルギー変換の基礎およびリニアモータ応用」
「軌道交通システムにおける電気駆動技術の発展」
に関する講義資料をあとで、PWつきでこちらからダウンロードできるようにします。PWは本講義に関して共通のものを講義時にお知らせします。
古関資料のダウンロードはこちらから(遅くなりましたが5/28リンクをはりました。PWつきです。)
5/24は学園祭のため講義がありません。
6/1は生産技術研究所堀教授研究室の見学です。
16:15に古関が1222講義室の前に迎えに行きます。その場で出席を取って一緒に生産技術研究所まで歩いて向かいます。
17時まで電気系の研究室のブースを回り、17時以降堀研究室の電気自動車の研究を見学します。
(堀研の院生の方々が特別に対応してくださります。)
現地集合を希望される方は古関までe-mailなどでお申し出ください。この講義を取ってない方でも飛び入りの参加を歓迎しますので、友達にも声をかけてください。
2007年5月8日火曜日
駒場キャンパス講義 人間・環境一般 「電気駆動の魅力」4/27 宇宙研久保田先生担当講義のノート
連休明けになってからのご連絡ですみません。4/27の講義には古関自身は出席できませんでしたが、久保田先生の講義に7名が熱心に参加してくださったとのことで、喜んでおります。(本当はこの講義はもっと多くの方に参加していただくだけの価値が十分あると自負しておりますが...)
久保田先生が講義概要をまとめた資料の公開を許してくださりましたので、ここからその資料を入手なさってください。PWつきです。PWについては今週金曜日 5/11の古関の講義の際にお伝えします。
今週の古関の講義では電気機械とパワーエレクトロニクスの基礎からリニアモータの話に話題を広げて生きたいと思いますので、連休前同様に奮ってご参加いただけるとありがたいです。
久保田先生が講義概要をまとめた資料の公開を許してくださりましたので、ここからその資料を入手なさってください。PWつきです。PWについては今週金曜日 5/11の古関の講義の際にお伝えします。
今週の古関の講義では電気機械とパワーエレクトロニクスの基礎からリニアモータの話に話題を広げて生きたいと思いますので、連休前同様に奮ってご参加いただけるとありがたいです。
2007年5月7日月曜日
電気機器学基礎回復運転(修正シラバス)
実用電磁気学としての基礎的な物理に関して時間を使って説明をした結果、本日時点でかなり講義の進行に遅れを生じ、予備時間をほぼ食いつぶしてしまいました。これからは本格的な「回復運転」に努めねばなりませんが、取り急ぎその回復運転のためのスケジュールリングを下記の通りお示しします。ゴールデンウィークを過ぎて、講義に出る人数も減る時期になっていますが、BC分野の方々も含め、「電気系の教養としての電気機器」にがんばってついてきてください。もちろん、A分野の人は、この科目は「飯の種」ですのでしっかりと勉強するように!
本日の講義の後、仁田先生の教科書では、「pは極数ではなく極対数」として用いられているとの指摘/質問がありました。本日の講義で、極数と極対数の話をしたのは、まさにその二つの量には、同じくpという文字が宛てられることが多いので、論文、書籍などにおけるローカルな文字の定義に注意して欲しいという意図でした。しかし、混乱を生じるといけませんので、次回以降、講義の中でもpは「極対数」の意味で用いることにします。<==すなわち、2極機においてp=1とします。
講義の予定に対して誘導電動機の実験が先行してしまうことについては、やむをえないところもあるのですが、できるだけ質問などには対応したいと思いますので、必要があれば話しかけてください。
-----------------
1) 2007/04/09 月 はじめに
電気-機械エネルギー変換、電気機器の種類と歴史
エレクトロニクスとパワー、電気機械エネルギー変換技術の社会的役割とその重要性
2 ) 2007/04/16 月 電磁気と電気機器
多相交流、回転磁界の数学的表現方法、力とトルク、物理の単位
3 ) 2007/04/23 月 電気機械エネルギー変換の基礎
ホモポーラマシン、アンペールの法則と磁気回路、誘導の法則の適用の具体例
4 ) 2007/05/07 月 交流機の基礎I
極巻線による回転磁界の発生、交流電圧発生の仕組み、空間的な基本波に基づく表現と空間高調波
5 ) 2007/05/14 月 交流機の基礎II、同期機入門
交流巻線/多相交流概論、回転磁界の発生原理、等価電流シートを用いたモデリングと空間ベクトル表現、主磁束と漏れ磁束の等価回路表現、座標変換
6 ) 2007/05/21 月 同期発電機
同期発電機の原理、構造と電力システム、特性のモデリングと測定法、発電機の並行運転と電力系統
7 ) 2007/05/28 月 同期電動機
トルクの発生原理、同期電動機の種類とその特長、v特性と同期調相機、永久磁石同期電動機とサーボ制御
8 ) 2007/06/04 月 誘導電動機
誘導機の原理と特長、誘導機の構成、変圧器と誘導電動機
9 ) 2007/06/11 月 誘導電動機
誘導電動機の原理と特性表現法(=T型、π型等価回路)、モデル同定のための測定法、円線図を用いた特性の表現
10) 2007/06/18 月 誘導電動機
誘導機の種類とエネルギーの流れ、誘導機の可変速制御、空間高潮波とゲルゲス現象などの諸注意
11 ) 2007/06/25 月 パワーエレクトロニクス入門
パワー素子、信号処理とパワーのエレクトロニクスの相違、DC/DC, AC/DC, AC/AC, DC/AC変換, 自己能力を持たない素子と転流回路、高調波問題と解析法
12) 2007/07/02 月 パワーエレクトロニクス入門
自己消弧能力を持つ素子とPWM, ACモータのインバータによる可変速駆動, サーボモータ
13 ) 2007/07/09 月 直流機その他
直流電動機と発電機、直流機の種類と特性の比較
14 ) 2007/07/23 月 期末テスト
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交流巻線の具体的な図など、必要な資料は、PW着きになりますが、今後このページからのリンクの形でお示ししたいと思います。
本日の講義の後、仁田先生の教科書では、「pは極数ではなく極対数」として用いられているとの指摘/質問がありました。本日の講義で、極数と極対数の話をしたのは、まさにその二つの量には、同じくpという文字が宛てられることが多いので、論文、書籍などにおけるローカルな文字の定義に注意して欲しいという意図でした。しかし、混乱を生じるといけませんので、次回以降、講義の中でもpは「極対数」の意味で用いることにします。<==すなわち、2極機においてp=1とします。
講義の予定に対して誘導電動機の実験が先行してしまうことについては、やむをえないところもあるのですが、できるだけ質問などには対応したいと思いますので、必要があれば話しかけてください。
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1) 2007/04/09 月 はじめに
電気-機械エネルギー変換、電気機器の種類と歴史
エレクトロニクスとパワー、電気機械エネルギー変換技術の社会的役割とその重要性
2 ) 2007/04/16 月 電磁気と電気機器
多相交流、回転磁界の数学的表現方法、力とトルク、物理の単位
3 ) 2007/04/23 月 電気機械エネルギー変換の基礎
ホモポーラマシン、アンペールの法則と磁気回路、誘導の法則の適用の具体例
4 ) 2007/05/07 月 交流機の基礎I
極巻線による回転磁界の発生、交流電圧発生の仕組み、空間的な基本波に基づく表現と空間高調波
5 ) 2007/05/14 月 交流機の基礎II、同期機入門
交流巻線/多相交流概論、回転磁界の発生原理、等価電流シートを用いたモデリングと空間ベクトル表現、主磁束と漏れ磁束の等価回路表現、座標変換
6 ) 2007/05/21 月 同期発電機
同期発電機の原理、構造と電力システム、特性のモデリングと測定法、発電機の並行運転と電力系統
7 ) 2007/05/28 月 同期電動機
トルクの発生原理、同期電動機の種類とその特長、v特性と同期調相機、永久磁石同期電動機とサーボ制御
8 ) 2007/06/04 月 誘導電動機
誘導機の原理と特長、誘導機の構成、変圧器と誘導電動機
9 ) 2007/06/11 月 誘導電動機
誘導電動機の原理と特性表現法(=T型、π型等価回路)、モデル同定のための測定法、円線図を用いた特性の表現
10) 2007/06/18 月 誘導電動機
誘導機の種類とエネルギーの流れ、誘導機の可変速制御、空間高潮波とゲルゲス現象などの諸注意
11 ) 2007/06/25 月 パワーエレクトロニクス入門
パワー素子、信号処理とパワーのエレクトロニクスの相違、DC/DC, AC/DC, AC/AC, DC/AC変換, 自己能力を持たない素子と転流回路、高調波問題と解析法
12) 2007/07/02 月 パワーエレクトロニクス入門
自己消弧能力を持つ素子とPWM, ACモータのインバータによる可変速駆動, サーボモータ
13 ) 2007/07/09 月 直流機その他
直流電動機と発電機、直流機の種類と特性の比較
14 ) 2007/07/23 月 期末テスト
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交流巻線の具体的な図など、必要な資料は、PW着きになりますが、今後このページからのリンクの形でお示ししたいと思います。